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【感想】ソードアート・オンライン/オーディナルスケール

映画 邦画 アニメ

アニメ映画を見るのは久しぶり。

君の名は。ぶりかな。

sao-movie.net

自身の前提知識は

  • アニメ1期を放送当時に視聴済み。(2期は見ていない
  • 原作小説を3部ファントム・バレットの途中まで読んだ。
  • ゲームは一切やってない。

満足度 85/100

概要

2022年。天才プログラマー茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫ ――その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。 それから4年……。 ≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。 ≪オーグマー≫。 フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。 ≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。 その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。 アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。 (公式サイトより引用 <

設定的には2026年の話のよう。アニメ2期後の時代背景なのかな。原作の3部との前後関係はよくわからなかったがおそらく3部より前のパラレル世界的な感じと思われる。

設定としてはすごく良くて、ARを採用することで現実世界を採用できたのがプラスかなと思った。アキバUDXとかまんまだったし。 あと、GoogleGlassが結局あまり流行らなかったけどHololensとかアップルもARデバイスに注目していたりと、時事にも絡んだテーマであってよかった。 フルダイブのVRより後に誕生したデバイスっていうのが現実味にかける(オーグマーのほうが簡単に解決できそう)と思ったが、 そのへんのイメージのギャップも作品内でちゃんと説明されていて違和感もなかった。

アニメ2期の後の世界ですが、1期さえ見ていれば十分ついていける内容でした。逆に1期すら見ていないと、最初にあらすじがあるもののちょっとついていくのが苦しいというか面白みが半減すると思う。

感想

オーグマーや悪役の動機等の設定が最強過ぎました。脚本がとても良かった。原作者の新規描き下ろしってことで正直原作はアインクラッド以降右肩下がりだったので期待してなかったんだけども こんなシナリオをまだ書けたのか・・・って思いましたね。

正直のところフェアリィ・ダンスファントム・バレットは設定のところでアインクラッドには勝ててなかったんですよね。 「ログアウトできない」「死んだらリアルでも命を落とすこの設定が最強すぎて、ただ何度も使うわけに行かない。 きっと原作者も葛藤があったんじゃないかな。あの「先に進むのが怖い」という緊張感はこの設定がないと作り出せないし・・・ 普通ゲームのプレイヤーって早くクリアしたいから死にながら覚えるって感じだと思うんですよね。自分もそうだし。でもそれって挑戦に対する緊張感がなくなる。

FF14とかまさにそんな感じ。ただFF11のときはデスペナがえげつなかったんで割りとアインクラッドに近かったかも(笑) まぁ現実世界のゲームだと失敗した人へのヘイトが半端ないからそうせざるを得ないと思うんだけども…

なにはそうとモブの対戦に対する緊張感がまったくなかったんですよね、原作2部以降は。 そしてそれは、この映画も基本的には同じ。対戦負けても、残ったメンバーに「がんばれー」って感じのゆるい空気。 だけど、一つの事件をきっかけに事態は急変する。原作にもつなぐためにメインキャラの死者は出せないという映画の縛りもありながら、 メインキャラに対して「負けたらだめ」という緊張感を生んだこの設定は素晴らしかった。

設定の話ばかりでもあれなので次は戦闘シーンについて、 キリトさんの無双シーンは正直がっかりだったんだけど、 原作でも団体戦の戦術の一つとしてあげられたスイッチとか、MMOの定番でもあるヘイトを盾がとって怯んだところをDPSが一気にダメージを奪うといった 基本戦術が確り描かれていたのが嬉しかったかな。あと個人的には呪文が無いっていうのもよかった。ポッターを見てわかるように呪文の戦いって映像化するとちょっと地味なんですよね。 スター・ウォーズのチャンバラと比較すると明らか。そんな感じで戦闘シーンも合格。

最後に映画オリジナルキャラについて 神田沙也加演じた「ユナ」が期待通りの活躍を見せてくれた。 歌える女性声優で知名度も高いまさに最高のゲストなのではなかろうか。 本人も作品ファン?のようなので、やる気とともに作品に馴染む事もできてたと思う。
ちょっとエイジ君は間抜け感出ちゃってたかな。騙されすぎというか。もうちょっと最後の藁にもすがるおもいで作戦に乗った必死感みたいなのが表現されてたら良かった。 それがなかったから「馬鹿だなぁ」という感想かな。
重村教授は良かった。ふつふつと湧き出てくるサイコな感じが良かった。茅場のぶっ飛んだヤバさも再認識できたし良い立ち回りだったと思う。

そんな感じで、総合的には見に行ってよかったっておもいました。